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油圧ジャッキスイッチ

お彼岸になり、ようやく猛暑からも解放され少しは過ごし易い季節になってきましたね。キャンプ場は大変賑わっておりました。この日は、最高気温28℃最低気温15℃でした。夜は冷えると聞いていたので晩御飯は温まるものにしようと、これにしました。

市販のおでんのパックに大根と牛筋肉を追加し煮込んで美味しくいただきました。

さて、先日車両リフレッシュのご依頼で入庫していたお客様の車両の納車前点検をしていると、バスの揺れを抑える為の油圧ジャッキ作動時の警告ランプが点灯しない事が判明し、故障探求の結果ジャッキに取付けてあるスイッチが不良でした。

赤丸の部品がそのスイッチです。

ジャッキを上げた時、ジャッキの脚の上側の円盤がスイッチの下から出ている物を押し上げて、警告灯の回路をオフにしてランプが消灯します。

ジャッキの脚が少し下がると上側の円盤がスイッチから離れて、回路をオンしてランプが点灯するはずなのですが、スイッチ不良のため点灯しませんでした。

ジャッキが下がったまま発進する事は危険なので運転席に警告灯で知らせる物なのですが、今回はジャッキが下がったままでも警告灯が点灯しないと云う危険な状態でしたが、納車日までに部品の入手及び修理作業をすることが難しく、そのまま納車となりました。

お客様には事情を説明し走行前にはジャッキを目視確認してから発進して頂くようにお願いしました。

皆様お使いの車両で、ジャッキを下げた時に警告灯が点灯しないのであれば注意が必要です。ジャッキの種類によってはコントロールユニット付きの複雑な回路で原因特定出来かねるのもありますが、一度見させて頂ければと思います。