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ヘッドライト曇っていませんか?

平成初期頃までの車両のヘッドライトはガラス製レンズで曇り知らずでしたが

近年の車両は樹脂製レンズの為、紫外線や汚れによって表面のコーティングが剥がれてきて

徐々に黄ばんできたり白化したりしてきます。

そうなると、見た目が汚く、古く見えてきますし、ひどくなると車検に通らなくなってしまいます。

今回、そこまではなっていませんが、以前施工したクリア塗装が剥がれてきた車両のレンズを

フルメニューで施工したのでご紹介します。

このようにクリア塗装が剥がれてきていますので、まずは削ってすべて落とします。

いろいろ道具も使ったりしながら

まずは粗い目から使用して削ります。

クリア塗装が落ちました。

クリア塗装を落とすために結構粗い目を使用しましたので、傷で白濁しています。

ここから徐々に番手をあげて細かい目のペーパーで削って傷を無くしていきます。

番手を上げるとこうなって

こうなって

最後にコンパウンドで磨くとこうなります。

磨いたままだと樹脂がむき出しの状態で、すぐに黄ばんだり白濁したりしてしまいます。

いろいろと手法はありますが、今回はヘッドライト用のコーティング剤を使用しました。

上がコンパウンドを掛けただけの状態、下がコーティングを施した状態です。

コーティング施工後、1日乾燥させた状態です。

つやが出てきれいな状態となりました。

このコーティング剤は初めて使用したのでどのくらい効果が持つかはこれからのお楽しみです。

今回は以前クリア塗装を施していたので削るのに時間がかかりましたが、軽い黄ばみや白化程度であれば元々のコーティングを残したまま磨くだけで綺麗になる場合もあります。ぜひお早めに対策することをお勧め致します。

また、車両リフレッシュのご依頼でご入庫いただいた場合はもちろんきれいにしますが、今回せっかくご紹介させていただいたので、別の案件でご入庫いただいた場合でも軽い劣化のものであれば、こっそり私が磨き施工しますので、その際は小さな声でご相談下さい。